青少年赤十字は、第一次世界大戦の最中にカナダ、オーストラリア、アメリカの学校の先生たちが児童・生徒の作品を赤十字に持参し、戦争犠牲者の慰問に、と依頼したことから誕生しています。この「思いやりの活動」は急速に世界に広まり、日本では1922年(大正11)に発足しています。
 このように赤十字が一方的に生み出したというより、子ども達の健やかで豊かな成長を願う学校の先生方と赤十字との出会いの中から生まれたものと言えます。
 このことが現在でも学校とのつながりを大切にしている理由です。つまり、現在各学校が自分の学校の教育目標(理念)に基づいて取り入れ、教育活動の一環として活動している理由です。

1)命と健康を守ること。
2)人々の苦痛を軽減し、予防すること。
3)人間の尊厳を確保すること。


 という赤十字の人道の目的は青少年赤十字の理念や活動の中にも受け継がれています。赤十字の人道精神とは難しいものではなく、誰の心にもある「やさしさ」「思いやり」の心であり、それを引き出し、育てることが青少年赤十字の役割であると言えます。
 青少年赤十字は、児童生徒が赤十字精神を通じて人道的価値を身につけ、日常生活の中で、人の命と健康を大切にし、人々の苦痛を軽減・予防し、人間としての尊厳を互いに尊重して行動できるようになることを目指しています。
 そのために、青少年赤十字の様々な活動や手法を体験することで、必要な資質や生きる力を養うことにあります。
 その最終的な目的は、こうした青少年が世界中に育つことにより、世界の平和が達成され、人類の福祉が向上することにあると言えます。
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